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ホームの見学

いや〜ほんとに、心が折れそうだわ。。。


昨日、デイサービスに寄って、母を拾ってホームへ見学。
デイではみんなに見送られ、超ご機嫌だったから、おそらく前日に見学に行くと言ったことは覚えてないんだろう。
ここでそれをいうと、行かない!と言い兼ねないので、あえて黙ってホームに連れて行った。

どこに着いたのかもわからないままホームに入り、最初は普通に話していたけれど、そのうちに母はここが病院だと思ったらしいので、
「昨日言ったでしょ?入所見学に来たんだよ。お部屋見てみようよ」と言った途端、顔色がさっと変わった。
(本当に顔色って変わるんだよ。わかりやすいわ)

お部屋はまだリフォーム前であまり綺麗じゃなかったせいもあって、もう母は体中から拒絶オーラ。

その後はスタッフさんが上手く話しかけてくれて、少しお茶を飲んだけれど、頂いたおやつも残して、
「帰ろう!」「帰ろう!」と、落ち着かなくなったので、最低限の話だけして早々に後にした。



帰りの車に乗るや否や
「絶対嫌だからね!こんなとこ!こんな田舎!ここ大っ嫌い!絶対嫌だからね!!」
の一点張り。



「こんな田舎すみたくない!帰る!帰りたい!○○(実家)に帰る!こんなとこ来なきゃ良かった!」
「もう、実家は帰れないんだよ。人に貸してるでしょ。住めないんだよ。」
「なんでよ!困るよ!、じゃあ出ていくの待ってる。」
「どこで?」
「実家で待ってる。」
「だから、人が住んでるのに、あなたは住めないでしょ?そもそも、もうあっちで一人暮らしは駄目!無理!」
「困るよ!出てくのそこで待ってるから。あたしは○○でホームに入る予定なの!そのつもりだったのよ」
「あっちのホームは私にはわからないよ。順番がいつ回ってくるかわからないんだよ。へんなところに入りたくないでしょ?私の近くにいてよ、ちゃんと私が守れるから。」
「嫌だ嫌だ!帰る!。こんなとこ入るなら死んだほうがマシ!私はね、あっちでホームに入るって決めてたの。あっちならどんなとこだっていいもん!こんな田舎住みたくないの!」
「実家の方が田舎だから。。ここ、東京都だよ。建物の中に隠りっきりなのに、田舎も都会もないでしょう?私、来月とても忙しいの。そばに居てあげられないのよ!だからせめて一ヶ月でいいから、試しに住んでみてよ!住んでみて嫌だったら出て来てもいいから!」
「いやなの!ここはいや!帰りたいの!二度と来ない。あんたなんか居なくたって大丈夫だから!もうこんなとこ住みたくない!帰して!ここにいるならもう死にたい!」



と、まぁ話はまったく進まない。


大体、母(認知症の人)は、普通に会話するけど、理屈や筋なんて通じないから、きちんと説明して説得しようなんて無理な話。



家に帰って、落ち着いてから、ゆっくり、優しく、手を握って、
私がどれだけ母を愛し心配しているか、絶対見捨てないから、眼の届く範囲に居てくれと懇願し、
私も忙しくて、なかなかそばに居てあげられないから、誰かが常駐するところに住んでほしいと言えば
「あんたいなくたって、大丈夫!放っておいて」と言うけど、
「私たち、血のつながった親子なのよ!父も居ないし唯一の二人でしょ?逆にもし、娘の私がもう放っておいて!っていったら、ママはOK!と手を離せるの?そんなことできないでしょ?何と言われても、見放すことはできないんだよ。親子なんだから!」


と、切々と、理屈ではなく、感情に訴えるように話して、やっと一ヶ月だけ我慢して試してみるということで説得できた。




本当に嫌なのはわかるから、半泣きになってる母を見ると可哀想で、どうしていいかわからなくなる。
そんなに嫌ならやっぱりやめようか。。。と負けそうになる。



でも、ここまできて、ここで断ったら、またしばらく順番は回ってこないだろう。
母の状態はギリギリ、一人で暮らせるかという状態。
みんながサポートして、なんとかなってるかなというところで、このまま私が頑張れば続けることはできる。

でも、私もまだもっと仕事をしたいし、今のままでは、もし私に何かあったら、母の面倒は見れなくなる。
母も、デイサービス以外は、ベッドに入ったまま、誰とも話さず食事もまともに作れずに寝ている生活。。。
それより、いつでも話し相手がいて、食べるものもあって、なにかあれば助けてくれる人が居る方が絶対いいと思うの。


自分が見た中で、一番いいホームだと思ったし、これが私たち母娘にとって最良の選択、、と思ったの。


なのに、この良心の呵責はなんだろう。
苦しくてどうしていいかわからなくなる。





デイのスタッフさんが言ってた。

「ご本人の状態より、ご家族が限界を感じたときが、施設にいれる時です。」


ホームのスタッフさんが言ってた。

「納得して入所される方はほとんどいません。みなさん抵抗を感じています。そして、ご家族の方もみな、これでよかったのだろうか?もう少し自分が頑張れたのではないか、、と思い悩みます。」


全くその通りで、母を責めるより、自分を責め始めてしまう。




いやいやいやいや、、、、いかんいかん!


経験者の先輩が言ってた。

「家もそうだったよ。みんな通る道。でも、慣れたら落ち着くから。いつか、お互いに良かったと思える日がくるよ。」



そう。そう思って、心を鬼にして、ここを乗り切るしか無いのだ。
お互いもう少し頑張れるけど、限界まで頑張ったら壊れてしまう。





母はその後、何も言わずに疲れて寝てしまい、起きてから、うな丼を作ってあげたら超ご機嫌で、私が帰る頃にはもうすっかり忘れて「また来てね〜〜〜」と笑顔で手を振っていた。



今日は、入所の為の色々な検査を受けに病院に連れて行ったけど、まったく忘れている模様。
つまりは、ホームを見学したことも、納得したことも忘れているから、入る段になってまた一からもめることになる。。。

ったく、、忘れちゃうってのもいいよな〜〜、、
わたしなんて、ここんとこストレスで胃痛に頭痛に寝不足。。。。



まだまだ色々難関があって、どうなることやら、、、
はぁ〜、、頑張れ!あたし、、、、、、、




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プロフィール

りか姫

Author:りか姫
国立音楽大学卒業
作曲家/ボーカル講師/歌手/女優   

≪主な作品≫
らんま1/2・機動警察パトレイバー・あぁ女神さまっ!・JR東海・白樺リゾート池の平ホテル・NTT・グリコ幼児牛乳・前橋ケイリン他(歌・コーラス)
中森明菜・藤あやこ・水森かおり
椎名恵 楽曲提供 他 
舞台、教育番組等の音楽制作

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