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延命治療

ここのところ夜はほとんど家にいたのに、たまたま小さなライブに出るため都内にいて、その後打ち上げ~~喉乾いた~~と目の前のビールをお預けにして、みんなが集まるのを待ってるときになった電話だった。。。


あー、、飲まないでよかった、、、、いや、飲んでおけば良かった、、、、


とにかく喉がカラッカラのまま、病院に駆けつけた。



まさか脳出血で倒れるなんて、、考えてもみなかった。。。。



血圧は高めだったけど、薬を飲んで安定していたし、健康診断の結果だって中性脂肪が高い位、、。

でもドクター曰く、脳はわからないんだって。脳ドックでもやらないと、血圧だけじゃわからないって。









実は、グループホームに入るときに、万が一のことがあった場合、延命措置をするかという書類を書かされた。

ほとんどの人がそうであるように、私も自分を含めて、母にも無意味な延命はしてほしくないと思ってる。
若いならともかく、母の場合、もう充分生きたし、寝たきりで食べられなくなって、栄養だけ貰って息をしてるだけなんて、本人も家族も辛いだけだと思うから。



でも、この延命措置ってどのあたりをいうか、すごく微妙。


「たとえば救急車を呼んでも、延命希望していないと、AEDとか何もせず放置される可能性もあります。
助かるかもしれないけど、手を出せず、みすみすそのままにされることもあるかもしれません。」と言われたら、、、

いや、、それはちょっと、、、できるならその位はしてあげてほしい、、、
助かるなら見捨てないでほしい。。。
やっぱり普通そう思う。


でもそれをやったために命が繋がったけれど、意識は戻らないことだってありうる。。
命は助かったけど、意識が戻らないなら生きててもしょうがないので、やっぱ殺してくださいというわけにはいかない。
助けたら、最後まで助けなくてはならない。動けなくても意識がなくても、、、、。



さて『どうしますか?』


と聞かれて、そのときほんとに答えに困った。
助かって元に戻って元気になるかもしれないし、駄目かもしれない、そんなのそのときになってみなきゃわからない。
でも延命措置をして蘇生したら、そのあと途中下車はできない。
母の歳を考えるとやっぱり、、、、と、さんざん悩んだあげく、
延命を希望しない
に丸をつけた。






で、今回、救急車で運ばれて、検査が終わって、まずドクターからの説明があったんだけど、長々とまわりくどい説明が多く、何が言いたいのかさっぱりわからない。。
母はどうなの?大丈夫なの???早くそれを教えて!!


つまりは、
「この紙があるので、なにもしてませんよ!こちらに運びましたけど治療も手術も一切してません。この紙がありますから!ここに延命希望しないと書いてありますから!!!!」

ということをまずとくと言われたわけだ。


そこまで言われると、私のせいで母を見殺しにしましたと言われてるようで切なくなるわ。



今は「なんで治療しなかった!なんで助からなかったんだ!」と食って掛かる家族も多いらしいので、ドクターの立場はよくわかるけど、、。
「私たちはどんな患者さんでも、たとえ末期のがん患者さんでも、助からないかもしれなくても、助かるようにベストをつくすのです。でも、この紙に希望しないと書かれていたので、何も治療していません!」という長い前置きの後に、やっと今の母の状態を説明された。



「いわゆる脳卒中。高齢で血管が弱っていて、あちこちで大爆発したような状態です。かなりの大出血です。」
脳の写真は右半分真っ白で、脳幹もずれてしまっている。。



で、、、、?
話はとまる。
そこから先は、紙がありますから。。。こちらは何も出来ません。指示してくださいということか、、、。




私は正直に自分の思いを伝えた。
何を持って延命治療と考えて良いかわからないこと、治療することで以前のようにとは言わないまでも人としての生活ができるならよいが、寝たきりになって食事もできないような状態で生きることになるのなら、治療をする必要があるとは思えないこと。。。でもなるべく苦しんでほしくないこと、、そのための措置はしてほしいこと。。


医者は立場上、「私たちは治療する機関ですから、どうあっても治療して行く方針です」としか言えないんだろうな。
私にただ現状のみを淡々と説明する。



「開頭手術をして治療したとしても、左半身麻痺は免れず、嚥下障害、意識障害も残るでしょう。これだけ大出血だと意識が戻らない可能性も高いです。」


高齢と認知症があるということも加味すると、もう手術などせずこのまま自然に任せた方がよいだろうと、私が決断せざるを得ない。


「どうしますか?」

と改めて聞かれ、
「治療はせずこのまま自然に見届ける形にしてください。ただ、出来ることならなるべく苦しまないようにしてあげたいです。」
「わかりました。この2、3日が山場ですね、、、」

ということで、特に治療はせず、酸素吸入と最低限の水分糖分点滴をして見届けることになった。









母が倒れた土曜日は、二ヶ月に一度の家族会があって、日中、2週間ぶりに母に会っていた。
すこぶる元気でよく笑い、一緒におやつのアイスクリームを食べ、来週には念願のランチに二人で行こうと話したところだったのに、、、、

その日の夕食後、スタッフさんが母の部屋に行くと、すでに倒れていたそうだ。。。



グループホームに入って半年。
私はゴミ屋敷との格闘を終え、母をホームに入れた罪悪感を越え、母もやっと慣れてきて、
たまに「こんなとこ退屈だ!どこか遊びに連れてってくれ!美味しいもの食べに連れてってくれ!」と駄々をこねることはあったけど、スタッフさんとも仲良くなって、笑顔も増えて、、これからもっと楽しくなりそうってときだったのに。。。




まさかこんなことになるとは夢にも思わなかった。。。。。









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プロフィール

りか姫

Author:りか姫
国立音楽大学卒業
作曲家/ボーカル講師/歌手/女優   

≪主な作品≫
らんま1/2・機動警察パトレイバー・あぁ女神さまっ!・JR東海・白樺リゾート池の平ホテル・NTT・グリコ幼児牛乳・前橋ケイリン他(歌・コーラス)
中森明菜・藤あやこ・水森かおり
椎名恵 楽曲提供 他 
舞台、教育番組等の音楽制作

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